北方 謙三風に・・・^^
金曜の夜8時半頃、俺の携帯が鳴った
某氏からのキャンプの誘いだ!
しかも、今から行くのだと言う・・・
そりゃないぜ!セニョリータ!
その頃、俺は会社の社長と酒を飲んだ後、家路に向かっているところだった
今週も無事に終わったとネクタイを緩め、ほっと一息ついて地下鉄のホームを歩いている時だったのだ
僕>今から言うてもお酒呑んでるから、運転でけへんで~
某氏>ほんだら迎えに行くわ~
僕>ほな待ってるわ~
家に着くと、すぐにシャワーを浴びた
ぐずぐずしてたら、
ヤツがやって来る
2度目の電話が携帯に入ったのは、シャワーを終え着替えている時だった
ヤツ>もう家の前まで来たで~
僕>ほな、行くわ~
突然の事だったので、食材は何も用意していない
でも、心配はいらない
あの男と一緒にオフ会に参加した人の中ではこんな噂が流れているのだ
Tさん と一緒のキャンプは、いっぱい美味しいもの作ってくれるから食べ物作らんでいいな~^^
この後、その噂が本当である事を思い知らされるのであった
その男の車に乗り込んだのは10時をまわっていただろうか・・・
車は、阪神高速池田線を走っていた
高速を降り、途中コンビニで少量の食材を追加して、さらに目的地に向かう
徐々に薄暗い山道になって行く、やはり俺は拉致られたのだ
緊張が走る
いったいどこへ連れて行くつもりなのだ
真っ暗闇の山の中、車は止まった
Tさん>着いたで~
僕>ごっつい霧やね~何にも見えへん
Tさん>とりあえず、荷物おろして、設営しよか
そして、長い夜が始まるのだった
つづく・・・
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